この記事を読めば、よくあるトラブルとそれぞれの対処法が分かります。
1.高額な諸費用を請求された!
リースバックの場合、明確な諸費用が決まっていないため、業者によって様々です。
中には事務手数料など、よく分からない名目で諸費用を請求される方もいるようです。
これは、買取業者が少しでも買取価格を高く見せるように仕組んだ罠の場合もあります。
良い条件に見せて、契約直前に多額な諸費用を提示され、断りづらくさせるという方法を取られると、なかなか避けるのは難しくなってしまいます。
対処法としては、条件提示の時点で諸費用まで確認することが挙げられます。
そして、登記費用や敷金など一般的にかかるものを把握しておき、怪しい諸費用がどんなものか知っておくことが大切です。
さらに詳しいトラブル事例、対処法はこちら
高額な諸費用を請求された!【トラブル事例】リースバックコンサル
2.賃貸の更新ができない!
リースバックでは大きく分けて、普通賃貸借契約と定期賃貸借契約があります。
特に定期賃貸借契約の場合で、はじめは更新ができるようなことを言い、実際は更新ができない形で契約がされていたというケースがあります。
対処法としては、定期賃貸借契約と言われた時に警戒をすることです。
まず、定期の場合は「更新」は無く、「再契約」となります。
特約で「再契約」かできる事が書いてあれば大丈夫ですが、よく分からないまま契約してしまうと、1年や2年で追い出されてしまう可能性があります。
更新ができる形で契約する場合は、普通賃貸借契約が一般的ですので、賃貸の契約がどちらになっているか確認する事が大切です。
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賃貸の更新ができない!【トラブル事例】リースバックコンサル
3.家賃が高すぎる!
リースバックでは、売却と同時に賃貸の家賃が決まります。
中には、周辺の相場が分からないまま、買取価格が高いという理由で高すぎる賃料で契約してしまう例があります。
家賃相場はエリアや駅距離、広さ、築年数など様々な要因で決まります。
一般の方が判断するには少し難しい代物かもしれません。
対処法としては、複数の業者に相談することが挙げられます。
買取価格が高い代わりに家賃が高い業者や買取価格は低いけれども家賃も低い業者など様々です。
特に長く住むことを考えている方は買取価格と賃料のバランスをみて、売却先を決めることが大切です。
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家賃が高すぎる!【トラブル事例】リースバックコンサル
4.買い戻しができない!
業者の中には買戻しができるところとできないところがあります。
将来的に買戻しを考えている方でも、契約書にどのような文言が記載されるかまではわからない方も多いかと思います。
そんな中で、買戻しの金額が明記されていないせいで、高すぎる金額を提示されてしまう例があります。
対処法としては、契約書の時点で買戻し価格を明記しておくことが挙げられます。
一般的には買取価格の120〜130%が多く、買戻し価格を低くするよう交渉ができるような業者に相談することも大切です。
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買戻しができない!【トラブル事例】リースバックコンサル
5.不動産の相続ができない!
リースバックは、周囲に売却したことが知られにくいという特徴があります。
お子様などに相談しないまま売却してしまい、それが後から伝わることで険悪な雰囲気になってしまうこともあります。
対処法としては、事前に相談をすることです。
ご家族の中には、騙されてるのではないかと疑う方も出てきたりします。
その際に、契約を焦らせるのではなく、ご家族にも説明をしてくれるような業者を選ぶことも大切と言えます。
不動産業界では、契約までが長くなることを嫌う業者が多く、説明を面倒がらないところは信頼できる可能性が高いのです。
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不動産の相続ができない!【トラブル事例】リースバックコンサル