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賃貸の更新ができない!【トラブル事例】リースバックコンサル

2020.12.04

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この記事では、直接問い合わせたリースバック業者との定期賃貸借契約で、更新ができると思っていたのにできなかった吉田さん(仮称)の例をご紹介します。賃貸で住み続けたいと考えている方もいるかと思います。売却だけではなく賃貸の契約もしっかり確認することが大切です。

エリア:埼玉県さいたま市
物件種別:マンション
家族構成:ご夫婦、お子様2名
 

1.収入減により自宅をリースバック!


吉田さんは、2人のお子様を持つ4人家族です。

奥様は出産を機に仕事を辞め、子育てに専念してきました。

そんな中、ご主人様の勤務先の経営不振によって収入が減ると同時に、お子様の習い事により毎月の出費が増えてきました。

家計が苦しくなった吉田さんは、自宅のリースバックをすることにしました。

まずは上の子が進学をするまでの2年間は住んでいたい

そして、その後は下の子の状況も踏まえて考えていきたいと思っていました。

希望の条件を満たす買取会社を見つけたので、何の疑いも持たずに契約をしました。

今まで賃貸で住んだときは全て更新ができていたので、更新ができない賃貸の存在を知らず、契約を進めてしまいました。


2.賃貸の更新ができない…!


なんと、吉田さんが結んだ契約は、「定期賃貸借契約」だったのです。

契約を終えて1年半後、退去についての通知が来ました。

退去…?

当然更新ができると考えていた吉田さんは、退去の通知に疑問を持ちました。

買取会社に問い合わせをしてみました。

そこで初めて、「定期賃貸借契約」のことを知ったのです…

3.急いで家を探さなければならない


3ヶ月後にお子様の受験を控えていた吉田さんは、引越しどころではありませんでした。

子供のためにも、受験が終わるまではこの家に住んでいたい…

そんな思いも叶わず、急いで引越し先を探すことになってしまいました。

最終的に、ゆっくりと引越し先を見つけたいという思いでリースバックを選んだのに、その希望が叶うことはありませんでした。 

4.定期賃貸借契約の場合は「再契約」!


買取会社からすると、退去時期が決まっている方が再販売の目処が立ちやすく、買取金額などの条件が良くなる場合があります。期限を設けることで他の条件を良くするという売却方法もありますので、定期賃貸借契約が一概に悪いとは限りません。

しかし、定期賃貸借契約の場合は事前に書面を提示して説明しないといけないにもかかわらず、説明しない悪質な会社も稀にあるようです。

また、定期賃貸借契約の場合は更新という考え方はなく、「再契約」という形になります。

定借なのに、契約前に「更新」ができるという説明を受けた場合は気をつけたほうが良いかもしれませんね。そして、再契約ができる定期賃貸借契約を行う業者は少なく、一般的には普通賃貸借契約にて契約することになると思います。

この記事を読んでいただいたあなたは、普通借ならまず大丈夫、定借の場合は「再契約」ができる旨が書いてあるかしっかりと確認してから契約を進めていただければと思います。
 
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株式会社モリートハウジング

所在地

東京都中央区日本橋2-10-3
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代表取締役

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免許・所属

東京都知事(2)第102723号
(公社)全日本不動産協会
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