そんな方のために、仕組みについてと、大手仲介会社経験者から見た6つのメリット・2つのデメリットをお伝えします。
1.リースバックとは
まず自宅を一度売却し現金を買主様から受け取っていただきます。
通常の売却であれば、買い手は自分で住んだり、投資用として賃貸に出したり、リフォームして再販売したりします。
リースバックでは売却した家を賃貸として借りることで、売却後もそのまま家に住み続けることができるという方法です。
2.どんなメリットがあるの?
大きく6つあります。
①一括で現金が手に入る
通常の売却と同様、家を売却した代金を一括で受け取ることができます。
その資金を住宅ローンや借金の返済、生活資金や事業資金など自由に使用することができます。
②そのまま住み続けることができる
家を売った後も引越しをすることなく家に住み続けることができ、いままでと変わらない生活を送ることができます。
③他人に知られることがない
引越しが必要ないため、周りからは売却したことがわかりません。
親族や近隣の方に知られることなく売却をすることができます。
④毎月の負担を軽減できる
リースバックの家賃は売却額や賃貸借契約期間など、様々な要素から決められます。
条件によっては現在のローン返済額よりも低く設定でき、毎月の家計に余裕を持たせることができます。
⑤固定資産税などの維持費がかからない
所有権が買い手に移るため、毎月の管理費・修繕積立金や毎年の固定資産税等の支払いありません。
管理費等の値上げで家計が圧迫される可能性がなくなり、毎月の収支の予測が立てやすくなります。
⑥将来的に買い戻すことができる
売却の際に買い手と条件の調整を行うことで、将来的に買い戻すことができます。
生活にゆとりができたとき、退職金が入ったときなど、状況によって選択することができます。
3.どんなデメリットがあるの?
大きく分けて2つです。
①売却額が通常の売却より安くなることがある
一般的な相場の7~9割と言われています。
すぐに現金化できるリースバックが良いのか、時間がかかっても通常の売却をした方がよいのか等、それぞれのメリットを比べてみることが大切です。
②家賃が相場より高くなることがある
リースバックの家賃は売却額との兼ね合いで決まります。
もちろん、高く売却しようとすると、賃料も高くなってしまう傾向があります。
例えばすぐに現金が必要という際に、リースバックではない買取をしてもらい、引越すという選択肢はどうなのか、検討してみることが必要かもしれません。
4.どうやって売却方法を決めたらいいの?
リースバック、法人買取、個人への売却、様々な売却方法がありますが、それぞれメリット・デメリットがあります。
「リースバックコンサル」では、大手仲介会社経験者がお客様ひとりひとりのご事情に合わせて最適のご提案をさせていただきます。
いきなり不動産会社と話をして、言いくるめられてしまい、結局悪い条件で売却してしまったという方も多くいらっしゃいました。
「リースバックコンサル」は不動産コンサルタントとしてご相談を承っております。
お悩みの方はお早めにご相談ください。