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高額な諸費用を請求された!【トラブル事例】リースバックコンサル

2021.10.16

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今回は、直接問い合わせたリースバック業者から高額な諸費用を請求されそうになり、弊社にお問い合わせいただいた例をご紹介しています。この記事を読めば、どんな諸費用が危ないのか分かるようになります。

エリア:神奈川県横浜市
物件種別:戸建
家族構成:ご夫婦、お子様1名
 


1.高額な諸費用を請求された!


リースバックの場合、明確な諸費用が決まっていないため、業者によって様々です。

それを逆手にとって、なんとか諸費用を多く取ろうという業者もあるのです。

例えば、他者に勝つため買取価格を高く見せておいて、契約直前に色々な名目で諸費用として回収しようとすることがあります。

・事務手数料
・買主指定の測量費用
・買主指定の補強工事費用
・買主指定の改修費用

こういった名目を伝えられた時、多くの方はそれが一般的なものなのか、適正な金額なのか判断することは難しいです。

今回の例でも、事務手数料や測量費用として予想だにしない金額を請求されたそうです。

不安を覚えた相談者様は、弊社にお問い合わせを頂きました。

2.覚えておく諸費用はこれだけ!


コンサルタントとして、お客様目線に立てば、一番大切なのは「手取り金額」であることは当たり前のことです。

いくら表面上の買取金額が高かったとしても、無駄な費用がかかってしまえば意味がありません。

しかしながら、全てが怪しい諸費用という訳ではありません。

多くの業者で、かかる費用は以下の通りです。

・登記費用
(抵当権抹消や住所変更登記が必要な場合)
・先払い賃料
(日割払い+1ヶ月など)
・敷金
(賃料1ヶ月分など)
・火災保険料
(2万円前後)
・保証会社の保証料
(賃料の50%前後)

つまり、一般的な売却や賃貸に必要な費用のみということです。

上記の金額を請求された場合には、一般的なものだと認識いただいて大丈夫です。

そして難しいのが、測量費用。

これは、必要な場合と不要な場合があります。さらに金額も状況により変わってきます。

一概に言えませんが、築年数の古い戸建は測量が必要となる可能性が高いです。

測量費用で数十万円変わってきますので、交渉の結果、測量が必要ないとなれば大きく手取り金額が増えますよね。

3.悪徳な業者にご注意を!


リースバックは比較的新しい売却方法であり、ガイドラインが策定の途中という状況です。(令和3年10月現在)

諸費用についても厳密な決まりがないため、各社で様々であり、最後まで話を聞かないとわからない場合も多いです。

業界の余談にはなりますが、買取業者は他社と相見積もりを取られることを常に考えているため、少しでも良い条件に見せようと試行錯誤しています。

中にはお客様に喜んでいただくための差別化もあります。

例えば、お金に困っている方の金銭的な負担を減らすために賃貸開始から数ヶ月は賃料を払わなくてもよいという会社もあったりします。

ところが、最後には騙すような形で、見せかけだけの好条件があるのも事実です。

その中のひとつに「諸費用を取ることで買取価格を高く見せる」ということもありますので、この記事を読んでいただいたあなたは、ぜひご注意ください。
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運営者情報

社名

株式会社モリートハウジング

所在地

東京都中央区日本橋2-10-3
エグゼドゥール日本橋202

代表取締役

森 寛之

免許・所属

東京都知事(2)第102723号
(公社)全日本不動産協会
(公社)全日本不動産保証協会
(一社)全国不動産協会