今回は事業の継続が難しくなってしまった自営業のAさんの事例を紹介しましょう。
最終的にAさんはすぐに必要な現金を準備することができ、2年後の買戻しに向けて再スタートを切ることになりました!
1.リークバック前のAさん
個人で飲食店を経営しているAさんは、新型コロナウイルスの影響で収入が大幅に減り、お店の家賃や人件費、食材費などを支払うのが難しくなってしまいました。
持続化給付金の給付も受けましたが、このままではお店を畳まざるを得ない状況です。
自宅を売却してでもなんとか事業を継続したいと考えたAさんはインターネットで不動産の売却について調べ始めました。
しかし、本当は自宅を売却したくないAさん。
彼にはまだ小学生のお子様がいたのです。
転校はさせたくありません。
子供のためにも何か良い方法はないかと考えていたとき、リースバックという方法を知り、当社のHPにたどり着きました。
2.相談内容・提案
Aさんは高く売りたい、家賃を安くしたいという希望よりも、一時的な資金が必要かつ将来的に買戻しをしたいという希望の方が強い方でした。
そういったご意向を伺い、まずは買戻しの条件に融通のきくリースバック会社を中心にお声掛けをし、買戻しを前提に条件の交渉を進めました。
結果的に不動産の査定額は2,000万円ほどでしたが、売却価格を1,000万円、2年後の買戻し金額を1,100万円にすることでAさんのご希望に沿うことができました。
3. リークバック後のAさん
資金を手にしたAさんは無事に事業を継続することができました。
現在は感染対策もしっかりとし、客足は戻ってきているとのことです。
結果的に、事業も自宅も手放さずに済みました。
2年後の買戻しに向けて再スタートを切ることができたのです。
4.「後日インタビュー」
安藤:リースバック前のご状況についてお聞かせください。
Aさん:新型コロナウイルスの影響による緊急事態宣言で約1ヶ月休業を余儀なくされ、収入がなくなりました。
それでも家賃はかかってしまい、その月は赤字となりました。
その後も客足は激減し、食材費や人件費の支払も厳しくなってしまいました。
資金が底をつき、ついには家賃を滞納してしまいました。
自宅が差し押さえになる可能性があると知り、不安で夜も寝られませんでした。
安藤:自宅の売却も検討されたと伺いましたが、そのときはどのようにお考えでしたか?
Aさん:自宅を売れば、ある程度資金ができるとも思い、調べ始めました。
しかし、引越しをするにもお金もかかってしまうし、何より子供が転校しないといけない可能性があることが引っかかり、なかなか決断することができずにいました。
安藤:そこで、リースバックをお考えになったんですね。当社のリースバックはどのように知りましたか?
Aさん:色々調べる中で、リースバックという方法を知りました。
引越しをせずに現金が手に入るということでとても魅力的に見えました。
しかし、悪い評判も書いてあったりして、はじめは半信半疑でした。
「リースバックコンサル」さんは大手で経験している方が中立な立場でアドバイスをくれるということでしたので、話だけでも聞いてみようと思ったのがきっかけです。
安藤:ありがとうございます。実際に相談をしてみていかがでしたか?
Aさん:こちらの話をしっかりと聞いてくれて、不安を誰かに話せただけでも少し気持ちが楽になりました。
そこから、一番の希望であった買戻しができるような買い手を見つけてくれるということで、こちらの気持ちを汲んでくれたのが嬉しかったです。
すぐに買い手を見つけてきてくれて、その場で決断をすることはできなかったんですけど、買取額や賃料の交渉も何度もしていただき、お願いしようと思いました。
安藤:リースバック買取後の生活はいかがですか?
Aさん:コロナの影響も少しずつ回復してきて、売却資金のおかげでなんとか持ち直せそうです。
何よりお金の不安が解消されたことが大きいですね。
それに、引越しもせずに済んだので、子供の生活にも影響がなく、安心できました。
賃料も交渉していただいたおかげで、毎月の負担が減ったのもありがたかったです。
2年後に買戻しができるようこれからまた頑張っていこうと思います。
安藤:お役に立てたようで嬉しい限りです。本日はありがとうございました。また、ご相談があればお気軽におっしゃってください。
Aさん:ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。