土地を購入してから戸建を建てるときに資金がない場合、つなぎ融資や通常売却では、無駄な費用や手間がかかります。今回の例では、はじめはつなぎ融資を検討していましたが、先にリースバックで資金調達ができ、注文住宅の完成まで安心して生活ができました。
エリア:東京都中央区
物件種別:マンション
家族構成:30代ご夫婦、お子様2名
1.注文住宅を建てたい!
N様は小学生のお子様2名の4人家族で、現在は2LDKのマンションに住んでいます。
子供たちが大きくなってきたことで、戸建への住替えを予定しています。
奥様が注文住宅への憧れが強く、土地を購入して、注文住宅を建てたいと考えています。
注文住宅を建てるときは、まず土地の購入の手続きを全て終え、その後着工となります。
マンションの売却、土地の購入、戸建の建築、この3つをスムーズに進めるためには手間や費用がかかります。
2.つなぎ融資は手間や費用がかかる
N様は手元に多くの資金は無く、マンションの売却資金を、戸建の購入資金の一部に充てたいと考えていました。
しかし、資金調達のためにマンションを売却してしまうと、戸建の完成まで住むところがなくなってしまいます。
そのため、つなぎ融資を利用して、後から売却をしようと考えていました。
つなぎ融資とは、土地を購入する資金や工事の着手金、中間金の資金がない場合に、戸建の完成まで一時的に借入ができる方法です。
そして、戸建の完成までは利息の支払いだけする形になります。
しかし、一般的に住宅ローンより金利が高く、余計な手数料もかかってしまいます。
N様はせっかくマンションを売却して資金を手に入れられるのに、余計な費用がかかるのはもったいないと考えていました。
資金の調達方法を様々調べていたところ、リースバックの定借が良いのではないかと考えました。
相談をしようと思いましたが、沢山の業者があり、どこに問い合わせするべきか分からなかったため、当社の一括査定にお申込いただきました。
3.戸建の完成まで住み続けることができた!
すでに目当ての土地があり、つなぎ融資を利用するか迷っている状況とのことだったため、すぐに査定をさせていただきました。
人気のエリアだったこともあり、10社以上の業者へ査定を依頼できたことで、土地の購入代金と建築費用の一部に充てられる金額で売却できることがわかりました。
さらに交渉を行い、1年間の賃料をなしでよいという業者が出てきたため、進めることになりました。
土地の購入手続きは2ヶ月後、リースバックの手続き完了が1ヶ月後のため、余裕をもって資金を確保することができました。
さらに、土地を現金で購入でき、工事費用の一部に現金を充てたことで、住宅ローンも良い条件で通ったとのことでした。
今までであれば、一度賃貸に出るか、つなぎ融資を使うかという方法しかありませんでした。
しかし、リースバックが一般的になったことで、定借1年の場合に良い条件を出してくれる業者も増え、選択肢が広がったように思います。
住替えの新しい選択肢としてリースバックを検討してみるのも良いかもしれません。