物件によってリースバックと通常買取で金額が大きく変わる場合もあります。すぐにお金が必要という状況でない場合は、通常買取を考えてもよいかもしれません。
エリア:東京都板橋区
物件種別:マンション
家族構成:ご夫婦
1.いまのマンションが気に入っているので住み続けたい!
N様は住宅ローンを20年払っており、残債は1,000万円ほどでした。
金利が高い頃に住宅ローンを組んでいたため、管理費等と合わせて月々の支払いは13万円ほどです。
リースバックによって月々の支払いを減らせるかどうかを知りたく、当社にお問い合わせいただきました。
いまのマンションが気に入っているため、できれば引越しをしたくないと考えており、まずは仮査定をさせていただきました。
すると、価格が1,800万円、賃料が11万円ほどで売却できることがわかり、前向きに考えたいということで訪問をすることになりました。
直接お話をしたところ、いまの自宅を気に入ってはいるが、必ずしも住み続けないといけないわけではないようでした。
2.リースバックと通常買取を比較してみた!
そこで、周辺の賃貸物件の資料をお見せしたところ、引越ししてもよいと思えるところがいくつかあり、通常買取の金額も出させていただくことにしました。
リースバックを扱っていない、板橋区に強い業者に打診したところ、ちょうど買取を強化しているタイミングでもあり、2,000万円での購入希望をもらえたのです。
さらに、すぐに引越するのは大変だということで、引渡しの時期の交渉を行いました。
すると、6ヶ月後の引渡しの条件をもらえたため、再度N様に相談をしました。
そして、買取金額が200万円も上がるのであれば、そちらにお願いしたいという回答を頂き、通常買取にて売却することに決めたのです。
賃貸探しも6ヶ月の猶予があったため、余裕を持って引越先を探すことができました。
3.事情によっては通常買取の方が良い場合も!
通常買取の場合は、金額が上がることがある代わりに、引渡しが完了するまでまとまったお金が手元に入りません。
一方リースバックでは、引渡しをおこなってから賃貸借契約が始まるため、お金が入った後に賃貸で住み続ける形になります。
N様の場合はすぐにお金が必要という状況でなかったため、通常買取の場合と比較した上でご判断いただきました。
当社ではお客様が最良の選択ができるよう、様々な知識や経験から状況に合わせてご提案させていただきます。
あくまでご相談の窓口は、リースバックではありますが、リースバックだけが解決方法とは限りません。
場合によって、お客様にとって当社にご依頼いただくメリットが少ないときに、地域の仲介業者さんのご紹介をさせていただいたりすることもあります。
お客様にあった売却方法を提案できるよう努めていますので、自分にあった売却方法が分からないという方もお気軽にご相談ください。