今回はご主人と別居後、自宅に一人で住んでいるYさんの例を見てみましょう。
最終的に、Yさんは離婚後も、お子様と今の自宅に住むことができるようになりました。
1. リークバック前のYさん
Yさんはご主人と別居後、一人で自宅に住んでいます。
いまの自宅を購入したとき、ご主人と2分の1ずつの持ち分で住宅ローンを組みました。
やがて離婚が決まりましたが、ひとつ問題がありました。
いまの自宅をどう処分するか。
Yさんはしばらく住み続けるつもりでした…
というのも、中学生のお子様のため、あと2年は住む予定でいたのです。
しかし、住み続けるにはご主人の持ち分を買い取る?
そんなお金もありませんでした。
2.相談内容・提案
なんとか住む方法を探していたYさんは、リースバックという方法にたどり着き、当社にお問い合わせいただきました。
一番の希望は、いまの家にあと2年住みたいということ。
そこで2年間の定期賃貸借契約を提案しました。
退去の期限がはっきりしている方が、良い条件が出やすいためです。
あとは、お相手との調整も必要なため、こちらで連絡を取り、Yさんの希望を伝えご納得いただきました。
最終的には通常の買取とほとんど変わらない金額で売却ができ、ご満足いただけたようでした。
3. リークバック後のYさん
お子様のことを第一に考えていたYさんには、とても安心いただけたようです。
2年後には、お子様の進学先に合わせて引越しをするという明確な将来像ができ、それに向けてお金を貯めていくそうです。
離婚時の不動産の売却は、当事者同士の話し合いでは方向性が決まらないことが多々ありますので、お気軽にご相談頂ければと思います。
4.「後日インタビュー」
安藤:リースバック前はどんな状況だったのですか?
Yさん:離婚が決まったとき、不動産が共有だったことを思い出し、追い出されてしまうのではないかという不安でいっぱいでした。
そのまま住みたいことを伝えても、聞く耳も持ってくれなくて…
安藤:リースバックはどのように知ったのですか?
Yさん:離婚するときに不動産をどうするか、インターネットで調べてたんです。
そしたら、リースバックという方法があることを知りました。
詳しく調べても難しくてよく分からなかったので、中立的な視点でアドバイスをくれるという「リースバックコンサル」さんに問い合わせをしてみました。
安藤:ありがとうございます。問い合わせをしてみていかがでしたか?
Yさん:離婚するということが恥ずかしくて、詳しく話がしづらかったのですが、そこを配慮していただいて、安心したのを覚えています。
今思うと、相手にも話を通していただいて、スムーズに話が進んだのがすごいと思いました。
2年の定期にすることで買取額が上がるということで、それでお願いしました。
あのとき相談しておいて本当に良かったと思います。
安藤:リースバック後の生活はいかがですか?
Yさん:とりあえず2年は住めるので安心しました。
息子の進学に合わせて、どうするかゆっくり決めたいと思います。
家を買ったほうが毎月の支払いが安くなる可能性もあるということも聞けたので、またその時には相談したいと思います。
安藤:ありがとうございます。今後とも宜しくお願いいたします。
Yさん:こちらこそよろしくおねがいします。