不動産コラム

新型コロナで不動産はどうなる?(後編)

2021.01.17

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前編ではコロナウイルスの直接的な影響や新築マンションと中古マンションの関係をお話しました。

今回は銀行の目線や新たな文化の影響を考察していきます。
 


3.融資はどうなる

銀行はリスクを嫌います。

いかに滞納をしないような人に融資をするかを見極めるために審査をしているのです。

ボーナスの減少などにより収入が2019年よりも2020年の方が減ってしまった方もいるのではないでしょうか。

今後の融資の審査では、表では公表しなくとも新型コロナウイルスの影響が長く続いた場合のリスクを含めた審査が行われる可能性もゼロではないと思います。

もし融資が厳しくなれば、市場に参加できる買い手が減り、市場に影響がでる可能性もあります。
 


4.リモートワークの影響

リモートワークの拡大により、都心のマンションより、少し都市部から離れた場所に戸建を買う人が増えています。

理由は2つです。

ひとつめは、職場への通勤が減ったこと。

週5日の満員電車が週2日だけになれば、少し職場から離れた場所でも我慢できるという方が増えています。

そしてふたつめ。

自宅での時間が長くなり、広い家に住みたいという希望です。

同じ月々の負担であれば、都心部を離れたほうが広い家に住めます。

特に家族がそれぞれリモートワークをするとなると、都会のマンションでは落ち着いて仕事ができないという方もいるでしょう。

今後もリモートワークが進めば、都心の需要が下がり、少し離れた便利な場所の需要が上がる可能性もあります。

もちろん都心部には根強い人気は残るとは思いますが、市場に影響を与えるかもしれません。

新型コロナウイルスに関してはどうしても将来の予測が難しく、いつ収束するかもわかりません。

現在の状況と、未来の予測を照らし合わせ、ご自身の生活を守るために早めの対策をおすすめいたします。
 
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社名

株式会社モリートハウジング

所在地

東京都中央区日本橋2-10-3
エグゼドゥール日本橋202

代表取締役

森 寛之

免許・所属

東京都知事(2)第102723号
(公社)全日本不動産協会
(公社)全日本不動産保証協会
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